ラマナ・マハルシ|無空庵

ここでは、「ラマナ・マハルシ|無空庵」 に関する記事を紹介しています。

ラマナ・マハルシ|20世紀最大の覚者


(こちらの記事は、無空庵第一ブログから移設したものです。)

ラマナ・マハルシは、参考本のところで、「あるがままに ラマナ・マハルシの沈黙の教え」と「不滅の意識 ラマナ・マハルシとの会話」をご紹介させて頂いておりますが、ユング、ガンディーが敬慕した20世紀最大の覚者、沈黙の聖者と言われている存在です。

ラマナ・マハルシは、「私は誰か?」という問いかけによる実践的な真我の探求(アートマ・ヴィチャーラ)を推奨しました。

知っているところ(真我・知そのもの)から、直接的に真我に意識を向けさせるその教え(または、沈黙の力)、在り方は、非常に深く、パワフルで、かつシンプルです。

ラマナ・マハルシのシンプルな在り方そのものが真我の在り方そのものであり、彼は、その存在で、真我実現とはどのようなものかを伝えしているとも言えます。

彼の弟子には、"尊敬するお父さん"という意味の「パパジ」の名で呼ばれているプンジャジがおり、また、プンジャジのサンガからは、ムージ、ガンガジ等の覚者が出ています。

「あるがままに ラマナ・マハルシの沈黙の教え」から


参考本とさせて頂いている「あるがままに ラマナ・マハルシの沈黙の教え」から、真我の本性である愛について語られているところ等一部分を抜粋し、ご紹介させて頂きます。

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質問者 
スワミ、神を愛することは善いことではないでしょうか?
それならなぜ愛の道(バクティ・マールガ)にしたがわないのでしょうか。

ラマナ・マハルシ
それにしたがえないと誰が言ったのかね?
そうするがいい。
だが、あなたが愛について語るとき、そこには二元性がある。
愛する者と、神と呼ばれる実体である愛される者がいる。
そうではないだろうか?
個人は神から分離していない。
それゆえ、愛とは、自分の真我に対する愛を意味しているのである。

質問者
だからこそ私は、神が愛の道を通して崇拝されていいのかどうかと尋ねているのです。

ラマナ・マハルシ
それこそが私が言ってきたことである。
愛そのものが神の本当の姿である。
「私はこれを愛さない」「私はあれを愛さない」とすべてを拒絶していくと、拒絶しきれないものが残る。
それがスワルーパ、真我の無形態の形態である。それは純粋な至福である。
純粋な至福、神、アートマ、好きなように呼ぶがいい。
それが帰依、それが真我の実現、それがすべてである。
 あなたがこのようにすべてを拒絶すると、真我だけが残る。それが真実の愛である。
その愛の秘密を知った者は、世界が普遍の愛で満ちていることを知るだろう。
 真我の本性である愛を知る人にのみ、強くからまった生のもつれは解きほどかれる。
愛の高みに達した人にのみ、解脱は成就される。それがすべての宗教の本質である。
真我の体験とは愛である。
それはただ愛だけを見、愛だけを聞き、愛だけを感じ、愛だけを味わい、愛だけをかぐ。それが至福である。

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質問者
「ブラフマンは真理である。世界(ジャガト)は幻想である」とはシュリー・シャンカラーチャーリアの」常套句です。
しかし、別の人たちは、「世界は実在である」と言います。
どちらが真実なのでしょうか?

ラマナ・マハルシ
どちらの言葉も真実である。
それらは異なった霊性の段階について、異なった視点から語られたものである。
真理の探究者(アビャーシ)は、「つねに存在するものが実在である」という定義から進みはじめる。
それから彼は世界を非実在として捨て去る。
なぜなら世界は変化するものだからである。
このように、変化するものを非実在として捨て去っていくことで、探求者は究極的に真我にたどり着く。
その実現のなかで、彼はすべての存在がひとつとして在ることを見いだす。
そのとき、最初に非実在として捨て去られたものも、ひとつとして在ることの一部分だったことが理解されるのである。
実在のなかに吸収されれば、世界もまた実在である。
真我の実現のなかではただ存在だけがあり、他には何もない。

質問者
バガヴァーンはマーヤー(幻想)と実在が同じものだと言われます。
どうしてそれが可能なのでしょうか?

ラマナ・マハルシ
シャンカラーチャーリアは彼のマーヤーの見解について、人々から理解されないまま批判された。
彼はこのように言った。
(1)ブラフマンは実在である。
(2)宇宙は非実在である、そして
(3)宇宙はブラフマンである。
彼は第二番目のところで止まらなかった。
なぜなら、第三番目が他の二つを説明しているからである。
それは、もし真我として知覚されれば宇宙は実在であり、真我から分離したものとして知覚されれば宇宙は非実在だということを意味している。
したがって、マーヤーと実在はひとつであり、同じものなのである。

質問者
そうだとすれば、世界は、本当は幻想ではないのでしょうか?

ラマナ・マハルシ
真理の探究者の段階では、あなたは世界が幻想だと言わなければならないだろう。
他に道はない。
ある人が、自分は実在であり、永遠に、全てに遍在するブラフマンだということを忘れ、
はかない身体であふれた宇宙のなかのひとつの身体を自分自身だと思いこんで、その迷妄ゆえに苦しんでいるとき、
あなたは彼に世界は実在でしかなく、それは迷妄なのだということを気づかせなければならない。
なぜか?
なぜなら、真我を忘れた彼の視野は、外側の物理的な世界のなかに浸っているからである。
あなたが外側の物理的な世界は非実在だということを彼の心に焼きつけないかぎり、彼が内側に向かい内観することはないだろう。
ひとたび彼が真我を実現すれば、彼自身の真我以外に存在するものは何もないと知るだろう。
そして彼は宇宙全体をブラフマンとして見るようになるだろう。
真我を離れて宇宙は存在しないからである。
人が、すべての源である真我を見ずに、外側の世界だけを実在で不変のものとして見ているかぎり、
あなたは彼にこの外側の宇宙は幻想でしかないと伝えなければならない。
それはどうすることもできないのだ。
紙を見てみなさい。
われわれは文字だけを見ている。
文字が書かれている紙に気づくものはいない。
文字がそこにあろうとなかろうと、紙はそこに在る。
あなたは文字だけを実在と見なしている人に、それはただ紙の上に載っているだけで非実在、幻想なのだと言わねばならない。
賢者は紙と文字をひとつと見なす。
それゆえ、ブラフマンと宇宙もひとつとして見るのである。

質問者
それでは、真我として体験されたとき世界は実在であり、個々に分離した名前と形として見られたとき世界は非実在なのでしょうか?

ラマナ・マハルシ
炎が煙で隠されてしまうように、意識の輝く光は世界という名前と形の集まりで隠されてしまう。
慈悲深い神の恩寵によって心が清らかになったとき、世界の本性は幻想としてではなく、ただ実在として知られるのである。
 心がマーヤーの邪悪な力から解放され、世界の知識を捨て去って無執着となり、
自ら輝く至高の実在の知識に到達した人だけが「世界は実在である」という言葉の本当の意味を正しく知ることができるのだ。
もし真理の知識の本質に沿って世界観が変容すれば、エーテル(アーカーシャ)から始まる五つの元素でできた世界は至高の真理の実在として見られるだろう。
多くの名前と形であふれかえり混雑した、この空なる世界の原初の状態は至福であり、多様な色彩のクジャクの卵の黄身が単一であるように、それも単一である。
真我の内に在ることで、この真理をしりなさい。

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質問者
神と真我は同じものでしょうか?

ラマナ・マハルシ
誰もが真我を知っている。だが、明確には知られていない。
あなたはつねに存在している。その「在ること」が真我である。「私は在る」(I AM)が神の名前である。
神を定義した言葉のなかで、『旧約聖書』の出エジプト記第三章一四節にある「私は私であるものである」
(I AM THAT I AM)ほど、ふさわしい言葉はない。
他にも「ブラフマイヴァーハム(ブラフマンは私である)、「アハム・ブラフマースミ」(私はブラフマンである)、
ソーハム(私は彼であ)という言葉がある。
だが、「私は在る」(I AM)を意味するエホヴァという名前ほど、直接的に表現したものはないだろう。
絶対的存在とは、ただ在るものである。
それが真我である。それが神である。真我を知れば神を知る。実際、神は真我以外の何ものでもない。


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最近のセッション例(記事投稿したものから一部抜粋させて頂いております。)

feelさんから頂いたセッションの感想(2017年4月23日投稿)

在るという立ち位置が長くなるにつれ、現れの世界も落ち着いてまいりました。

とにかく楽になってきました。ありがとうございました。


K.Mさんから頂いたセッションの感想(2017年4月13日投稿)

日常では、ある体験を通して、個人の視点は一面的である、ということをより深く実感し、
全体であることが大切である、ということを改めて強く感じました。

O.Kさんから頂いたセッションの感想(2017年4月7日投稿)

今週は在るから、身体、思考、感情が
起こっているんだという
気づきが起きた瞬間がありました。


H.KIさんから頂いたセッションの感想(2017年4月3日投稿)

ほんと、この頃は、予定のない解放感というのか、心地いいという感じです
”退屈だ”という思考が起こらなくなっているんだと思いました。

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